三重県自主防災組織交流会 3月2日

三重県が主催する防災組織交流会が 三重県勤労者福祉会館6階講堂で開催されました
 三重県の各地から地域で活動する団体の代表者が集まり 活発な情報交換を行いました
 各自の今後の防災活動へとつながる交流会となりました
事例発表1  古和浦親子防災の会
 古和浦では昭和19年東南海地震により 家屋が倒壊したり津波の被害がありました 死者や行方不明者が出ましたが 戦争中であったため 正確な記録は残っていません
 子どもの命を守るため2013年度より 親子で参加する様々な防災の活動を続けています
 現在では 地域全体を巻き込んでの防災活動を進め 災害発生に備え 一時避難所へ避難袋の備蓄 さらには2次避難所となる中学校(廃校)へ収納ケースの備蓄 学習会など古和浦地区の家庭へ一軒一軒と丁寧に説明に回った防災活動です

発表事例2  天神ヶ丘自治会連合会自主防衛隊
 桑名市の天神ヶ丘では 住民の高齢化が進んでいます このため避難行動要支援者の個別支援の対応が課題です 災害ボランティアと連携した図上訓練 社会福祉協議会と連携した訓練 今後もさまざまな地域防災の課題に取り組みます
発表事例3 浜郷地区まちづくり協議会
 伊勢市浜郷地区は瀬田川が流れる海岸に面した地域です このため自分たちで助け合い災害から身を守ることが重点目標です
 地域住民約5000人の命を守るため 3年間での計画を定め 防災対策に取り組んでいます 災害図上訓練 避難所運営訓練 総合津波避難訓練 防災マニュアルを発行して災害に強いまちづくりに取り組んでいます
 またこれらの活動は 平成28年度には 三重の防災奨励賞を受賞しました
 
 事例発表後 三重大学 川口准教授をコーディネーターとするパネルディスカッションが行われました
 参加された皆様から色々な意見が出され 活発な防災活動の情報交換が行われ意義のある交流会となりました
NHK 報道取材

防災 減災 三重県人

三重県人による防災減災活動 Ise Koziki

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